私は土木工学科という学科を卒業しました。
初めての仕事は
赤白の木の板を作る作業でした
道具の名前も機械の名前も知らない新入社員
最初は何に使うものかもわからずつくっていました。
当時農業用のため池の堤防を作り直す工事で、堤防を土で埋め戻して造る作業をしていました。
これは20cmの幅で赤い目印をつくり
うめたてをするとき
均一のピッチ、圧力で埋めていくための品質管理で、土の場合
20cm以下のピッチで埋めて、締め固め機械で
締め固めを繰り返します。
この作業を手抜きしてドカンと
1mずつ埋め戻ししたりすると
地盤がふかふかの状態のまま仕上がってしまうので
雨が降った時に雨水が細かい土砂を隙間に詰めていくので
あとで地盤沈下をおこします。
道路で下水や水道工事で掘り起こしたあともこうやって埋め戻します。
(上の方の“路盤”は土ではなく砕石で15cmピッチです)
工事での品質管理はとても重要です。