主任 高千穂建設

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学習と無意識の習慣

私の行っている勉強会でのお話です。

現在の考えかたや行動は
今までの経験を通して
神経と言語/非言語によって
プログラミングされています。
(NLP:神経言語プログラミングと呼ばれています)

一度プログラミングができあがると、その後は条件反射のようにパターン化され反応するようになっていきます。

パターン化された条件反射の中には、自分にとってプラスの反応もあれば、マイナスに働く反応も出て来ます。

マイナスのイメージで使われるのが
“くせ”ですね。


ここから、このNLP
学習と、習慣にどのように
影響しているかを説明します。



学習には大きく4つの段階があります。

無知の無能 (無意識に、できない状態)
意識の無能 (意識しても、できない状態)
意識の有能 (意識して、できる状態)
無意識の有能 (無意識に、できる状態)

自転車がよくたとえられます。

1自転車の存在を知ることがなければ歩いて移動します。
2自転車の存在を知って使ったら便利になるとはわかるが乗れない
3自転車に乗って倒れないように進むことができるが、乗りこなせてない。
4自転車を無意識に運転することができ
便利に使うことができる。

成長のスピードに差はあるかもしれませんが
どんな技術もこの4つのステップがあります。

どんな学びでも無意識にできる状態まで習慣化できていればBESTですね。


スポーツ選手が基礎トレーニングを
「もうやったから」と
やらなくなることはありません。

日々のつみかさねがいかに大事か
プロフェッショナルほど
無意識を身につけるために
努力をしています。
できる人ほど山ほど失敗を経験しているので「それはやったらダメ」と言えるのです。
これも、イヤな経験としてプログラムされていくので(牡蠣にあたったら牡蠣を食べなくなるように)失敗しなくなるのです。


たくさんの本を読んで知識を得ることも
大事ですが、その知識を経験として積み重ねて
効率よく使えることこそが本当の学びです。
無意識を味方につけましょう!