主任 高千穂建設

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宅地造成 L型擁壁の土留め

ブロックは、視界をさえぎるブロック塀の他に
高低差があるところに
土留擁壁として使われることもあります。
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この現場は貸し駐車場だったところに
家を建てるのですが。
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土圧に負けてブロックが少し倒れてしまっています。

さらに、これでは宅造の許可もとれないので(家を立てるために建築基準を満たした土留擁壁が必要です)
規格に合ったL型擁壁につくりかえます
一般的に、よく使うのが
名古屋市型擁壁か、CP型枠です。
ここでは名古屋市型を作りました。

まずは、既設のブロックを壊し
掘り下げていきます
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水平に掘っていきます
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掘削が完了しました
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擁壁は掘った土をストックしておく場所がない場合、ダンプで場外に搬出、埋め戻しするときにまた搬入をしなければならないので手間と時間がかかります。
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構造物をつくるときに活躍するアイテムがこれ!
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水平を測る器械です
www.ca1601227.online

本体がレーザーを水平発信します

受信機を上下にあわせると、基準の高さでアラームが鳴るので
高さを測ることができます

この、器械を使って
平らに掘ったところに
平らに砕石を敷き均します
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